今回は第三世代でも高難易度のファイアレッド・リーフグリーンの乱数調整のやり方について・・

第三世代の初期シードの調整方法はソフトによって違い、RSは電池が無い場合は5a0、ある場合は電池を入れてから分単位で初期シードが変わります。
エメラルドは通常、電池の有無で初期シードは変化しません。
例外はバトルビデオを利用した初期シード変更です。


エメラルドの初期シード変更方法はこちらから

FRLGは基本的にゲーム起動した瞬間からある一定の瞬間までのフレームで決まります。しかもその間のボタン操作やゲーム内の設定、FR・LGのバージョンや生産時期等により変化してしまうそうです。

初期シード決定がフレーム単位である為、初期シード決定⇒個体値等決定の2連続の1フレーム単位の乱数調整を行うので難易度が高いとされています。初期シード決定のフレームが一致しなかったり、個体値のフレームが一致しなかったりとどちらかだけの失敗も許されないのです。

まずはそのソフトで出せる初期シードを調べることから始まります。


用意するもの
・ds-lite(私はこれでやりました)
・FRまたはLG
・マスボ

使用するツール
・鳥ツール
・Double Timer for FRLG(エメタイマー2個)
・3genSearch(他のツールで代用可)


初期シード集め手順

①サンダーの前でセーブして電源を切ります。
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②Double Timer for FRLGの”初期seed決定前”に2100を入力し”開始”を押す。
※”初期seed決定後”のほうはそのままでok

③ゲーム起動画面でツールの”カウントを始めます”でOKを押すと同時にゲーム起動。
※ゲーム起動からカウントが0になるまで一切ボタンを押さないこと。
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④タイトル画面でカウントが0になった瞬間(2100F)にAボタンを押しっぱなしにする。
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⑤この画面になったらAを1回押し、あらすじはBボタン長押しで飛ばしゲーム開始。

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⑥サンダーに話しかけ捕獲してステータスを鳥ツールに入力して初期シードを確定させる。
鳥ツール

再度の赤丸で囲っているのが初期シードになります。
同じ2100フレームで数回行うと少しのずれで初期シードが数種類出ると思うのでメモ帳等にメモします。
出た初期シードを3genSearch等に入力し、良い感じの個体値が我慢できる範囲のフレームで出るようならその初期シードを使います。
希望の初期シードではなければ、2103フレームで数回、2106フレームで数回という風に初期シードを集めていきます。同じフレームでも5回程度は行い、全てメモしておくと個体値乱数時にズレを確認しやすくなります。

地道・・・




実際の乱数調整
実際の乱数調整はDouble Timer for FRLGに狙う初期シードのフレームと狙う個体値のフレームを入力し、初期シード集めと同様にゲームを開始します。そして”初期seed決定後”のカウントが0になったら戦闘に入り、捕獲してステータスから初期シードの一致不一致や個体値等の一致不一致のフレームのズレを確認して微調整していきます。

仮に、初期シードは2100フレームを狙い、個体値等は3000フレームを狙う場合はこのようにし後は微調整。
一つ目のタイマーが終了後自動的に二つ目のタイマーが開始します。


DT


3genSearchなら初期シード候補を複数入力できるので捕獲したポケモンのステータスを入力するだけで出た初期シードと個体値のフレームが簡単に出力されます。
3G

※自分で試したところ、サンダーは1度話しかけた瞬間に個体値等が決定されますが、ミュウツーは1度話しかけて、もう一度Aボタンを押した瞬間に個体値が決定されます。要注意!!

新ブログリンク先 続・大人でもポケモン好き
http://pokemon-suki.com/
しばらくはこちらも記事更新します。